【TicWatch】中華製スマートウォッチを57日24時間使い倒して分かった10のこと


皆さんこんにちは、もしくはこんばんは。
2型糖尿病・左糖です。

先日悩みに悩みまくった結果、ついに念願のスマートウォッチ・TicWatch Pro Ultra GPSを購入してみました。

本日はのレビュー回になります。

前回の記事を見ていない方は以下のリンクからご覧ください。

【コスパ最強】スマートウォッチ TicWatch「Pro 3」「Ultra GPS」「E3」「C2+」を徹底比較してみた【運動療法】

 

TicWatch を2ヶ月間使ってみたよ

正確には57日間、1日24時間、バッチリ使い倒した、本気のレビューです。

皆さんにご認識頂きたいのは、世にあふれるレビュー記事の何割が「マジで使ったのか」という事です。
多分その大半が、1日付けた、日中だけ付けた、という程度だと思います。

また、ライターの状況としても必需性は低く、レビューの視点も嗜好性の高いものが多いと思います(実際私が調べた時はそんな記事ばかりでした)

私は、2型糖尿病患者として、運動療法・食事療法を行う者として、必需品としてのスマートウォッチを2ヶ月使いました。そのガチレビュー、ぜひご覧ください。

TicWatchガチレビューしちゃいます

TicWatchを実際に使って、良い所も残念な所もたくさんありました。

もちろんこれは、繰り返しになりますが、2型糖尿病患者であり、運動療法・食事療法を行う者としてのレビューです。

利用者の状況が変わればその評価も大きく異なると思いますので、その点は予めご了承ください。

ちなみに筆者のスペックは以下の通り。

    • 30代後半
    • 2型糖尿病患者
    • 週1~月2くらいでクロスバイク(運動療法)
    • 体重:67~68kg
    • 食事療法:毎日1,600~1,800kcal

1.【重量&サイズ】普段使いにはOK。24時間はキツい

まずサイズ感・重量感です。
ちょっとゴツめ時計(G-Shockだったりフルプライスの高級時計など)とさして変わらない程度で、普段使いなら全然OKです。

実際のスペックとしても、それらの時計とさほど変わらないようでした。

  • 本体寸法:47 x 48 x 12.3mm
  • 重量:41g

時計としては問題ないのですが、個人的には24時間利用は中々厳しいものがあると思います。

たかだか41gですが、24時間、特に「寝ている間」もつけていると、その重量のせいか、腱鞘炎のような違和感を感じる時もあります。

毎日ではないのでその他の要因もあるかと思いますが、mibandなどのアクティビティートラッカーとは一線を画す使用感でした。

2.【デザイン】ビジネスにもマッチするシルエット

個人的にはデザインはお気に入りです♪

仕事柄スーツを着ることもあるのですが、mi bandだとスーツスタイルに不似合いで、何だかなぁって思ってたんですね。mi bandは幅が細い形がかえってシャツの袖口に干渉してしまい、とても不格好でした。

TicWatchはmi bandに比べると厚さはさほど変わらないのですが、袖口もすっと収まって装着感は非常に良いです。

シルエットも普通の時計っぽくて高級感があり、良いですよね!

3.【操作性】ヌルヌルさくさく。Wear OSの安心感

Google謹製のOS「Wear OS」が搭載されているので、操作感は全く問題ありません。

メモリやCPUも十分なスペックなものを積んでいたので、それもおかげかも知れませんね。
2ヶ月利用してきた中で、メモリが足りずにフリーズしたり、処理がもたつく、ということは一切ありませんでした。

しかし逆に考えると、これに満たないランクのスペックだと、使用感にかなり難があるのではないでしょうか。

その点では、思い切ってシリーズの最高ランクにしておいてよかったと思います。

4.【利便性】通知やマップはウォッチで確認OK

メールが来てもスマホではなく、スマートウォッチで確認。

これは個人的にQOLが爆上げしてる気がします。
デスクワークでパソコン操作中でも、スマートウォッチで「チラ見」して、内容を把握することができます。

職場でスマホをいじってるのは印象が悪いでしょうが、スマートウォッチならバレません(多分)

なお、これはサイクリング中も同じですね。

私の場合、サイクリング中はスマホをバッグ内に収納してます。
メールを確認したりマップを見たり、というのはイチイチ停車して、バッグからスマホを取り出さなきゃいけなかったのですが、TicWatchに変えてからは、スマートウォッチで確認することができ、かなりストレスが減りました。

5.【電池持ち】圧倒的スタミナ!それでも足りない

電池容量はシリーズ内最大容量、他社スマートウォッチと比較してもダントツです。

元々最長72時間駆動をうたっていたほどあり、1日24時間使用していても、電池切れトラブルにはなりません。
これは他のモデルと比較して非常に大きなアドバンテージと言えます。

というのも、私の目覚ましは装着型センサー連動なんですね。
寝てる間もトラッキングし続ける必要があるのですが、TicWatchの下位レベルやAppleウォッチ、Pixelウォッチでは、残念ながら電池切れになってしまいます。。

逆に言えば、24時間トラッキングをしたいのならば、TicWatch Pro Ultra GPSしか選択肢が無いといっても、過言ではないでしょう。

6.【耐久性】強化ガラス&ベゼルが安心

これは使用した感想というのとは異なりますが、、、

TicWatch購入前に使用していたmi bandは、実はクロスバイクで落車して、お亡くなりになりました。

最近はやりの局面ガラスなんですが(AppleウォッチやPixelウォッチみたいな)、ちょうどその局面部分が地面に触れて、ディスプレイが粉々になってしまいました。

それに引き換え、このTicWatchはベゼル(文字盤の周囲のフレーム)がバンパーとしての役割をしている為、もし同様の落車事故に遭ったとしても、ディスプレイ破損、ということにはならないでしょう。

ちょっとしたところですが、大きな安心を感じています。

7.【装着感】バンドのサイズ感は男性向け

装着感で一つ残念なポイントがあります。

フルオロゴムの丈夫なバンドが付属されていますが、アジャスターの穴が11個もついているのに、私が使用しているのは最小から2つ目です。
私は身長175cm、体重67kgなので体格としては平均的な部類に入るという認識ですが、時計のサイズ感は大きすぎる、と感じてしまいます。

手首の太さは個人差があると思いますが、女性の方や私よりもやせ型もしくは小柄な方は、もしかしたらサイズが合わないかもしれません。

8.【視認性】大画面で十分な画質

TicWatchには省電力モニタとメインディスプレイの2種類がありますが、そのどちらも、文字盤が大きく視認性は十分です。

特に省電力モニタは私個人的にお気に入りです。
時計として「時間が見たいとき」に、わざわざスマートウォッチを操作せずに見れるので、ストレスフリーです。

(常時点灯にも設定できるのですが、それだと消費電力がえぐいことになりそうです)

9.【その他】連携の良さは地味に好印象

私がTicWatchを使って地味に「良かった」と思っているのは、Androidスマホとの相性の良さ。

そもそも、元々フィットネス用のトラッキングを主な目的としていましたから、この連携の良さは不可欠なのです。

TicWatchにはGoogle Fitアプリがインストールされており、トラッキング情報や日常的な歩数・心拍数などの生態データを同期してくれます。

  • 消費カロリー
  • リアルタイムの心拍数、平常時心拍数
  • 睡眠時間

などのデータをGoogle Fitで一元管理できるため、運動療法・食事療法が定量的に評価でき、とてもやりやすくなったと感じています。

これはWear OSを実装していればどのモデルでも実現可能かとは思いますが、24時間着用できること、長時間のフィットネストラッキングにも耐えうることなどを考えると、「TicWatchだからこそ、真の意味で実現できる」と言えるのではないでしょうか。

10.【モデル選び】コスパ的にも最適解

最後の10個目の「わかったこと」。

様々なケースでのメリット・デメリットを総合して考え、今の私の状況に最も適しているのは、TicWatchだった、ということ、です。

特に、スペックの高さと電池容量の大きさは、現在発売されているどのスマートウォッチよりもずば抜けているため、他に選択の余地なし、といった感じです。

Pixelウォッチは電池容量が小さいですし、Appleウォッチの上位機種ですら、私の使用環境には耐えられないでしょう。

【まとめ】中華製スマートウォッチを侮るなかれ

以前、TicWatch推しの記事を書いておきながら、実は、内心少しドキドキしていました。

しかしふたを開けてみれば、スペック・使用感ともにほとんど文句なしですし、むしろその他のモデルじゃなくてよかった、と心底思っています。

もちろん、人には人の好みがございますので、TicWatchがベストではない方も少なくないでしょう。

今からスマートウォッチ購入を考える糖尿病患者の皆さんの、参考になればと思います。


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