【初心者向け】クロスバイクよりもロードバイクが良いと思う時10選


こんにちは左糖です。

私は糖尿病の改善のため運動療法としてクロスバイクに乗ったりするのですが、今頃になって「ロードバイクの方がいいな」と思うことが増えてきました。

これから自転車に挑戦しようという初心者の中には
「クロスバイクとロードバイク、何が違うの?」
「初心者がロードバイクを買っていいの?」
と、お感じの方も多いはず。

ここでは私、左糖が、「チキショウ、ロードバイクがよかったぜ!」と思ったシーンをまとめています。

そもそもロードバイクってどんなもの?

そもそも、初心者の方では「ロードバイクがどんなものか?」「クロスバイクとは何が違うのか?」をご存知のない方も多いと思います。ここでいう「ロードバイク」とは以下の特徴のものとして紹介します。

一般的なロードバイクの特徴

  • ドロップハンドルであること
  • 車体がアルミやカーボンなどの軽量素材であること
  • ギア段数が多い、前後にギアがある
  • タイヤが細い(23c、25c)
  • かっこいい!

また、対比する私が所持するクロスバイクの特徴は以下の通り。

私の持っているクロスバイクの特徴

  • ストレートバー(フラットバー)
  • 車体が鉄(スチール)製
  • ギアはリアのみ6速
  • タイヤが太い(700×28c)
  • かわいい(笑)

ロードバイクの方が良い!と思った瞬間

クロスバイク乗り、自転車暦1年の左糖が、クロスバイクよりもロードバイクが良いなと感じた瞬間をまとめています。

その①:ロードバイクなら勾配の急な坂でもスイスイ登れる

私の地元には毎週のようにロードバイク乗りが訪れる人気のヒルクライムスポットがあるのですが、傾斜が余裕で10%を超えます(平行距離100mに対して10m標高が上がれば、10%の勾配)。

私の持つクロスバイクはリア6速のみで、一番低いギア(ローギア)にしてもギア比は1.71が最小です。
(ギア比は小さい方が軽い)

一方、一般的なロードバイクで例えば最低ギアの歯数の組み合わせが34T-32Tだった場合、ギア比は1.06というものもあります。その分、急な坂でも軽いギアで走行できる=踏破できるということになります。

平地しか乗らない、という方ならクロスバイクでも良いかもしれませんが、「慣れてきたらヒルクライムをしてみたい!」という方ならぜひロードバイクをチョイスしましょう。

その②:ロードバイクなら風圧に負けずに走行できる

一般的な自転車(いわゆるシティサイクル)しか乗っていないとこの辺りはイメージしづらいかもしれませんが、クロスバイクで高速走行をしようとするとどうしても問題になってくるのが「風圧」です。

クロスバイクはその形状上、ロードバイクに比べると「上体が立った(垂直に近い)」状態で乗ります。

低速ではさほど気になりませんが、20〜30km/h程度のスピードが出てくると、この風圧をモロに感じます。空気抵抗というやつですね。

搭載しているギア比も大きく影響するとは思いますが、ケイデンスを高く維持しようとしても30km/h以上にもなると、空気抵抗によってそれ以上のスピードは出しづらい、というのが正直な感触です。

(ちなみに上体を前に倒し、ロードバイク並みの前傾姿勢にすれば、もう少し速度は出るでしょうが、、姿勢が崩れますし何より危険なのでお勧めできません)

ロードバイクの場合は、ドロップバーハンドルを持つことで、上体がより前傾姿勢となり、前方に深くしづむような姿勢となります。前方からの風の影響(=空気抵抗)を受けづらいため、40〜50km /hを超えるような高速走行も可能になるわけですね。

スポーツバイクに乗って高速走行に憧れる初心者の皆さんは、ぜひロードバイクを検討してみましょう。

(なお、自転車の場合でも道路交通法の制限を受けるため、60kmを超えるような走行をすることはできません。また制限速度のある場合はそれに準じて安全な速度を心がけましょう)

その③:ロードバイクなら路面の影響を受けずに走行できる

ロードバイクのイメージの一つとして「タイヤが細い」という印象をお持ちの方も少なくないと思います。
実際その通りで、ロードバイクでは幅の小さい(細い)、23C、25Cといったタイヤが使われます。

ロードバイクに細いタイヤが好んで使われるのは、早く走れるから。
高めの空気圧(6〜8bar程度)でセッティングすることで道路への設置面が大きく減り、軽い漕ぎ出しでスムーズにスタートできますし、高速走行時にも限りなくロスを抑えて走ることができます。

一方、私が持っているクロスバイクは28cです。
一般的なシティサイクル(ママチャリとか。37mm程度)に比べれば十分に細いタイヤですが、最大で6bar前後の空気圧で使用するタイプのやつです。

空気圧が低くタイヤ幅が大きい(=タイヤが太い)ということは、その分安定感がある、ということでもありますが、私の感覚としては「路面に捕まり余計なパワーロスをしている」という印象です。

舗装仕立ての歩道や車道ならばさほど感じませんが、舗装してから年月の経過した「荒い路面」ではその印象が一層強く、もっさりとした感覚があります。

もちろん、ロードバイクのような細いタイヤでは、路面の劣化や砂利などには非常にデリケートに対応しなければなりませんし、高い空気圧ではその振動をモロに喰らってしまいます。

そのため一概に「ロードバイクの方が良い」ということにはならない(状況によりけり。個人差や好みもある)とは思いますが、「爽快な走行をしたい」ということであれば、ロードバイクの方がおすすめではないかと思います。

その④:ロードバイクなら軽いので軽快に走れる

クロスバイクがどうやってもロードバイクに敵いっこないのは、その車体重量です。

クロスバイクでもアルミフレームなどの軽量な車体は数多く存在しますが、元々ロードレース用に用いられてきたロードバイクには敵いません。

さらには、私のクロスバイクは超廉価品の「スチール製(鉄製)」。
剛性が高いため細いシルエットなのはお気に入りではありますが、如何ともし難い絶対的な重量差があります。

車体重量は、ここまでに上げたような、速度・軽さ・抵抗にも大きく影響します。

軽ければより小さなパワーでスピードを出すことができますし、タイヤが沈まないため余計な路面抵抗を発生させることもありません。また、軽ければヒルクライムに必要なパワーも小さく済ませることができます。

専門家の方に聞いた話では、ロードバイクの価格の大小(多寡)は、どれだけ軽いかに影響させるそうです(より高い車体は、より軽い。より軽い車体を求めて、高い車両を買い求めるのだとか)。

今、自転車選びで悩まれている方は、ぜひそのあたりも参考にしてみてください。

クロスバイクでロードバイク並みに走りたい!

クロスバイクで100km級のロングライドを何度か経験し、私自身としてはロードバイクの必要性を十二分に感じましたし、私自身、ロードバイクが欲しいと感じている次第です。

しかし、家族にとっては「たかが自転車」への出費に対する理解は薄く、このまま当分はクロスバイクでライドライフを送っていく必要がありそうです。

では、クロスバイクでロードバイク並みに軽快でスピード感溢れる走行はできないのでしょうか?

現在、超廉価なクロスバイクを元に、「ロードバイク並みに走る」ための改造計画を進行中です。
もし形にできる日が来たら、ここで紹介できたらと思います。

それでは、また。


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