2021年5月12日(水曜日)。
糖尿生活52日目です。
なお、次回診察(第3回目)まで残り1週間となりました。
今回はバッチリ快方に向かっていることを見せたいところ。しかし今日から1週間は雨がちな予報で、土日のツーリングどころかナイトライドも無理そうです。。
そしてなにより、最近とても困っていることがあるんです。
それは、
手足が急にピリピリすることがある
んです!
食事療法&運動療法を初めてすでに2ヶ月間が経とうというのに、未だにこの症状が治らないんです(というか最近ちょっとぶり返してきた感がある)。
ということで、ちょっと私の身体の状況を整理して、自分の病状を自分なりに振り返ってみたいと思います。
自分なりに糖尿病・病状チェック
状況①:特に食後、手足がピリピリする事がある。
手足の先がピリピリするということは、私の理解では血糖が非常に高く、ドロドロした血液が四肢の末端の毛細血管を刺激している、ということになります。
食後だけ、ということは、食後血糖が高すぎるということ。ここから考えられることは2つ。
- インスリン抵抗性が改善されていない → 食前血糖値が高すぎる。
- 血糖値スパイクが起こってる → 普段が低血糖すぎる or 食べるのが早すぎる。
いずれかの状況ではないかと考えます。
仮定①:インスリン抵抗性が改善されていない。
インスリン抵抗性は、肥満(血中の遊離脂肪酸)、ストレス(交感神経の活性化)、喫煙(ニコチンの作用)などで悪化する(抵抗性が高まる)そうです。
上記のうち、肥満とストレスについては1日1回運動を行うことである程度大幅な対策ができているつもりでいます。
ニコチンについては、残念ながらまだ中途段階。。
高温加熱式タバコから、ようやく低温加熱式タバコ(ベイパー型)に切り替えられましたが、禁煙には至っていません。。
また体重も81~82kgで下げ止まり、膠着状態です。腹斜筋の外側にあった分厚いぜい肉(皮下脂肪)は徐々にサイズ感が収まってきた感じはありますが、体重や体脂肪率を見る限りではまだまだです。
こう考えると確かにインスリン抵抗性が依然改善されていないといわれても、しょうがないところがあります。。
しかしながら。
例えば有酸素運動をおこなうことで(筋肉を活発に動かすことで)、インスリンに頼らずに筋肉が血糖を取り込むことができる、という話もあります。
ここ3週間続けてクロスバイクに乗り、(心拍数判定ですが)十分な時間の有酸素運動が実施できているはずです。
これにより、インスリン抵抗性は改善できてなくとも、食前血糖が高いという状況は防げると思うのですが。。
次回診察では食後血糖を計っていただく予定なので、この結論は少し保留ですね。
仮定②:血糖値スパイクが発生している。
運動している事実がゆるぎないということで、消去法的に「血糖値スパイク」である確率は高くなってしまいました。。
血糖値スパイクとは、特に炭水化物を急に(または大量に)摂ることで、血糖値が跳ね上がる(そして急降下する)ような症状のことを言います。
しかし食事のとり方にはここ数ヶ月、相当に気を付けています。
- 食材の摂り方は『野菜類→主菜(肉類)→主食(穀物、炭水化物)』としている。いわゆるベジファーストを遵守。
- 主食はGI値、GL値が高くない種類&量をチョイス(玄米、もち麦、雑穀、ロカボ系シリアルetc)
- 漫画やテレビ、映画を見ながら30分程度かけてゆっくり食べる(行儀は悪いけど!)
即食・速食だったころに比べると大幅な譲歩です。
つまり、早食いで血糖値スパイクを引き起こしているわけではない、ということになります。
となるとあとは逆に「食前血糖値が低すぎるため、血糖値スパイクが発生している」ということになりますが。。。
ここまで思考すると、実は心当たりがないわけでもない状況があるんです。。。
状況②:運動開始直後に、低血糖に襲われる
ここ数週間はナイトライドが多かったのですが、基本「夕ご飯を食べてから」運動を行っています。私の血糖値が悪化したそもそもの原因が、早食い・食べ過ぎに加え、夜食があったと考えていたので、就寝前にしっかりと血糖値を落とすためです。
しかし、毎回というわけではないのですが、食後であるのにも関わらず、運動開始30分程度で急に低血糖に襲われることがあったんです。
つい先日の日曜日、58kmを走破した時も、食後にも関わらずひどい低血糖に襲われ、コンビニに緊急ピットイン、おにぎり等で当分補給、ということがありました。
毎日のように30km程度は走っているため、筋内脂肪(中性脂肪・TG:トリグリセリド)が失われている(カーボ・ローディングが出来ていない)というのはわかります。
しかし、もともと高血糖で悩んでいるはずの糖尿病患者が、20分やそこらで血の気が引くほどのひどい低血糖に陥るでしょうか。。
さらにもう一つダメ押しで、過剰な低血糖状態を裏付けることがあったんです。
状況③:過去2回、尿ケトン体が検出されている
尿ケトン体とは、脂肪細胞から生成された遊離脂肪酸が、肝臓において分解されて発生するものだそうです。上記の通り脂肪を燃焼している限り尿内にケトン体が検出されること自体はあるそうなのですが、それが過剰である、とのこと。
尿ケトン体陽性の場合、血糖不足が原因であることがあるのだとか。。
そう、つまりはすでに「低血糖を裏付けるデータは初めから出ていた」ということらしいんです。
先生も少し疑問そうだっただけで「ま、様子をみてみましょ」ということでしたので、私も鵜呑みにして深くは考えていませんでした。
先日、運動による脂肪燃焼について調べていた時に、最近の症状と尿ケトン体とのつながりに気づいてしまったんです。
でもなぜ、糖尿病患者である私が、低血糖になっているんでしょう。
仮定③:摂取カロリーが少なすぎる
私は日ごろ、食事をメニューを決める際に700kcalを目安にアプリでカロリーを計算して選んでいます。
外食が発生してしまうときや、出先で低血糖が発生したとき、また運動を多めに行ったときは多少のオーバーはありますが、想定の基礎代謝量:1日1,500kcal~1,800kcalはキープできているはずです。
しかしこれは「肥満体」や体を動かさない人の推奨カロリー数。
(私の身長175cmに対し理想体重67.3kg、摂取カロリー1,685kcal)
日ごろ使用しているアクティビティトラッカーやフィットネス管理アプリでは、日々のライディングの消費カロリーは、700~1,000kcal前後であると出ています。
(CAT EYEのサイコンでは300~500kcal程度ですが💦)
加えて、これらのカロリーは「その食物に含まれる栄養素」の割合から算出されたもの。実際の組成や食物繊維の含有量によっては、数値通りのエネルギー量は摂取できない可能性もあります。
前述の通り私のがチョイスしているのはGI値(グリセミック・インデックスといいます)が低い食品が多いため、計算したカロリー数の額面通りのエネルギーが取り込めるわけではないんです。
単純なエネルギー収支を考えれば、大赤字だったということです。
シンプルにダイエット目的で考えると良いことのように聞こえるかもしれませんが、過剰な低血糖は身体に悪影響を与える危険性が増えてしまいます。
(現に、クロスバイクでロードワークしているときに低血糖に襲われるのは、生命の危険に直結します💦)
これらの状況①~③から考えるに、私はすでに低血糖状態にあり、その低血糖から、大規模な血糖値スパイクが発生していた、ということが推測できるのではないでしょうか。
次回の検査結果を予測!
次回検査までまだ1週間ありますが、今から小手先の対策を行ったところで大した結果は得られないでしょう。
むしろ、ここ3週間の通りの生活を送った上で検査を受ければ、今回の私の推論が正しかったかどうかわかるというもの!
ということで、次回の検査結果を予測してみましょう♪
次回の検査内容と前回までの結果は以下の通り
(左から、4/19、3/22、2/22)
次回の糖尿病検査項目と前回までの結果
- 血糖値(食後) : 実施無し
※(空腹) 119 ← 141 ← 195 - HbA1c : 7.4 ← 9.0 ← 8.4
- 尿ケトン体 : 陽性 ← 陽性 ← 実施無し
食後血糖は初めて計るのですが、正常値は159mg/dLとのこと。
私は以下のように予測します!
次回の糖尿病検査の結果予測
- 血糖値(食後2時間) : 190 mg/dL
- HbA1c : 6.0%
- 尿ケトン体 : 陽性
正直、HbA1cに関してはいきなり目標値に達成するのではないかと思います!
低血糖傾向にあることを前提として、高血糖になるのも食後の2時間だけで、運動も出来てるので減少するしかありえません!
そもそも、昨年末~今年2月ごろまでは私の生活は荒み切っており、毎日のように夜食(ストレス)、毎日のようにカップラーメン🍜、暇を見つけてはココイチ🍛という3ヶ月だったので、HbA1cがここまで上昇するのも「さもありなん」っという話なのですよ、ホントは。
その後の3ヶ月で、HbA1cの負債は払いきってしまったと思いたい!
食後血糖値についてはまだ良くわかりませんが、手足がピリピリするような数値なので200mg/dLくらいは出てるのではないでしょうか。
寝る前におなかがすいていることもあり、朝ごはんで血糖値スパイクが発生することも大いに考えられると思います。
そして極め付きは「尿ケトン体陽性」!
エネルギー不足を表す尿ケトン体陽性が3か月連続で出れば、ここまでの仮説の裏付けになるかと思います。
以上、ここ最近の私の糖尿病振り返りでした。
来週5月18日がXデー(次回検査日)です!
検査結果に打ちひしがれていなければ(!?)その日の結果をここで発表したいと思います!
お楽しみに。